『シックハウス』になりやすい現代の家
現代の家"は"昔の家"と違い、室内空気が汚染されやすい要因が増えています。
1.新建材が主流に使用されるようになった
昔は、木材で柱や床を、土壁、畳や建具も自然の材料から作られていましたが、今はそれに代わって集成材やフローリング、クロス、スタイロ畳等々、工場で作られるものが中心となっています。そのため、揮発性の有害化学物質が身近なものになりました。
2.断熱性能・気密性能が高くなった
昔の家は、冬はすきま風が入りとても寒かったのですが、夏は通気性が良く湿気のたまりにくい環境でした。現代の家は、年中を通して快適になりましたが、室内温度が高く、湿気が年中たまり、ダニやカビが繁殖しハウスダストが増えやすくなっています。
3.換気不足
昔の家とは違い、意識的に窓を開けて通気しなければ湿気や汚れた空気が溜まりやすくなりました。