床暖房ってどうなの?
寒い季節になりました。
あったか~い「床暖房」
気になりますよね?
「床暖房」って実際必要なの?
エアコンやヒーターで充分じゃないの?
ホットカーペットもあるし!
コタツにみかんで最高じゃない?
でも全館床暖房とかも憧れちゃう♪
快適なのよね?
と一度は思われる方は多いようです。
新築を建てる・リフォームをする際に、
分からないことを分からないままにして手を出さないより、
メリットとデメリットを知ったうえで決断した方が
後々後悔しませんよね?
今日は床暖房について考えてみましょう。
床暖房とは?
床から直接伝わる熱(伝道熱)と床から部屋全体に広がる熱(輻射熱)の
組み合わせで足元から暖めることができる暖房方法のことです。
床暖房のメリット
①足元から効率的にまんべんなく部屋を温めることができる。
②暖房器具自体が床下に隠れていて場所をとることもないため、
部屋を広く使える。
③火を使わない暖房なので安全。
④水蒸気の発生がないため結露が起こらずカビやダニの発生につながりにくい。
⑤エアコンのように風が出ないので、ホコリやチリを舞いあげてしまう心配がない。
⑥風が出ないので空気や肌が乾燥しにくい。
などなど。
お子様や高齢の方がいらっしゃる家庭や、
ぜんそくなどをお持ちの方にとっては
快適に冬を乗り越えることができる手助けの一つになると考えられます。
床暖房の種類について
床暖房には「温水式」と「電気式」の2種類があります。
★温水式★
床下に配管を設置し、電気やガスなどで
暖めたお湯を通すことで部屋を温めるタイプ。
電気式に比べランニングコストが安く
立ち上がりが早いのが特徴です。
不凍液などの補充・交換などのメンテナンスは定期的に必要です。
広い面積や数多くの部屋に設置したり、
家にいる時間が長く、比較的長時間利用する頻度が
高い場合に適しています。
★電気式★
床下に設置したヒーターを内蔵したパネルなどに電気を通して温めるタイプ。
温水式に比べ導入の初期費用が安く、
建物と同等の耐用年数があり基本はメンテナンス不要です。
家にいる時間が少なく、
部屋全体よりも部分的に温めたい場合に適しています。
(トイレやキッチンの足元のみも設置できます)
床暖房のコストについて
初期費用としては、
電気式よりも構造が複雑な温水式の方が高めです。
ただし、毎月の光熱費としては、
温水式の方が安い傾向にあります。
コストで選ぶ際は、ランニングコストと初期費用の
どちらも考慮して検討しましょう。
特に、設置面積は広ければ広いほど
かかる光熱費も高くなるので、
毎月のランニングコストも考慮したうえで設置場所も決めましょう。
コストで選ぶのか?
メンテナンスの有無などで選ぶのか?
床暖房の使用頻度や使用期間、
建物の構造によって床暖房を選ぶことが
重要になってくることが考えられます。
メリットとデメリットを踏まえたうえで
ライフスタイルに合った選択をしていきましょう。