2021年10月16日

社長の生い立ちと「家づくりへの思い」



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― はじめに ―

こんにちは!
エースホーム田原・豊橋店
株式会社スギテツの杉浦です。

こちらをご覧いただいているということは、
いよいよ本格的に家づくりを考えていらっしゃることと思います。

これから、
気密性能、断熱性能、耐震性能、デザインなど

要素の違う様々な商品の中から、
あなたの幸せをかなえる

「ただ一つのお客様だけの家」
を創りあげていく。

それは同時に、

「家づくりを共に進めていくパートナーを誰にするか?」

を決めることを意味しますよね。

「契約まではすごく親切だったのに、現場が始まると少しも顔を出してくれない」

といった話を耳にしたこと、
ありませんか?

まさに人生をかけた家づくり、万が一にも

家づくりを支えるパートナー選びをあやまって
後悔するなんてあってはいけません。

「家は建てたら終わり」ではありません。

そのために、少しでも
私とスギテツのことを知っていただき、

これからの家づくりのパートナー選びの
参考にしていただけたら幸いです。

少々長めですがお付き合いください。



― 社長の生い立ち ―

昭和51年に、
姉と弟の三姉弟の長男として生まれる。

幼いころから典型的な
おじいちゃん、おばあちゃん子で

いつも一緒、寝るのも祖父母の間。

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見るテレビは演歌と時代劇。

活発というより、どちらかというと穏やかな性格で
(あくまで幼少期の話です)

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勉強、運動など何をやっても至って普通、
どこにでもいる普通の子供。

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青年期も至って普通。。。

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そんな私も最愛の三人の息子を授かり、
長男はおかげさまで今年で20歳を迎えました。


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社会人デビューは極寒の僻地へ



私が社会に出た頃は、

「長男が家業を継ぐのは当たり前」

とされていた時代。


例外なく一方的に
そのような価値観を押し付けてくる両親に反発し、


「どこでもいいので、
 できるだけ遠くに飛ばしてください!!」


と面接で言い切って見事に合格したのは
日本最大規模の水道工事会社。
(しかし後に倒産)


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さっそく長野県の山奥、
標高1300mの僻地にある村に派遣され、

冬は氷点下20度の極寒の中、

こたつと石油ストーブしか無い、
隙間風が吹き入るボロ旅館で、

生命の危機を感じながら二度の冬を越す。

しかし、そこで思いがけず
多くの出会いと、

上水道の配水池や下水処理施設の建設など
貴重な現場経験を重ねる。



「ヤバい!!」危機感に追われ走り続けた20年間



祖父から70年続く家業を
手伝い始めたのは20年前。。。。

そこで目の当たりにした自社の現状。

「これはヤバい!!」


・・・当時は公共工事の
下請が主な仕事でしたが、

大らかな時代と
田舎の環境のせいもあってか、

とにかくすべてが緩い。

毎朝、出勤時間になっても
現れない父。

そして、その指示を
ただ待っている職人たち。

雨が降れば、
今日は休みと昼から酒を飲むことも...。

勘に頼った見積りや、
元請会社に言われるままの金額での請負。

当然、原価管理、工程管理、
施工管理などの概念もあるはずがなく、

目の前の仕事を端からこなしていくだけ。

事務体制をみても母が一人で
旧式のワープロを脇に、

ひたすら手書きの帳簿をしたためている状態。


当時は携帯電話が普及し(当然ガラケーです)
IT革命の波が音を立て押し寄せていた時代。

そのような時代の流れに
取り残されそうになっている現状に

大きな焦りを覚えると同時に、

若気の至りもあって
旧態依然とした体制がすごく恥ずかしく、

怒りに近い感情がこみあげてくるのを
抑えきれない...


「このままではダメだ!!」


それから一念発起、

とにかく元請会社として
工事を受注できる体制を目指し、

自ら最前線に立って改革に取り組んだ20年。

最初から上手くいくはずもなく
まさに苦労の連続。


特に、
以前から働いていた職人達からの反発は大きく、

改善を訴えるミーティングでは、
資料を投げ捨てられたことも。

新しく何かを始めようと思っても、
グーグルやアマゾンに頼ることができない時代。


現場に足を運んでは、

色々な会社のやり方を見て真似したり、
頭を下げながらノウハウを教えてもらったり。

高額な専門書を仕入れて勉強したりと
地道な努力を重ねる。


国家資格も多数取得し、営業許可も多分野を網羅。

IT化に対する投資も積極的に取り組み、

財務管理や勤怠管理、原価管理、顧客管理など
全てにおいてデジタルを活用して仕組み化。

官公庁の発注工事も
元請負業者として受注できるようになり、

下降し続ける景気の中でも
少しずつ成長し経営も安定化へ。


そして、平成28年に、
「社長」の役職を引き継ぐことを決断する。

そこからさらに
それまで倉庫を改修した、はりぼてのような事務所から、

広々とした鉄骨2階建ての社屋を新築し移転する。




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お客さまとのかかわりから目覚める想い



・・・この頃から徐々に、
「公共工事に偏っていた経営体質」に対して、

抱えていた疑問と違和感が、
大きくなっていきました。


『確かに、ライフラインを守る
インフラ整備は、

無くてはならない仕事であるし、
誇るべき仕事ではある。』


しかし、もっとお客様の暮らしに


『直接的に貢献できる仕事がしたい!』

『驚嘆と感動をお届けできる仕事がしたい!!』



そういった思いを基に、

水回りを中心としたリフォーム工事に
力を注いできました。


おかげで徐々に、
お声がけをいただく機会も増え、

新規のお客様からのお引き合いも
いただけるようになってきました。


それから、何度となく
お客様のお宅に訪問するようになり
お世話になる中で

「ふと、不思議に思ったこと」

それは・・・

お客様は、そもそも


『なぜ、スギテツにリフォームを依頼するのか?』


・・・普通に考えれば既に関係性があり、
建物についても情報を持っている、

「過去に住宅を依頼した会社にお願いする」

のではないでしょうか?


そして、その答えは
お客様との会話の中にありました。

・見かけは良かったけど住んでみたら不都合なことばかり

・電話をしてもなかなか来てくれない

・頻繁なメンテナンスの売り込み営業にうんざりしている

・修理を依頼したら高額な見積書が届いた

・すでに倒産、廃業していて依頼できない


残念ながら、お客様はご自分の家、
または、それを建築した会社に対して

『多くの不満を抱えている』

ということでした。

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実際に私たちは、
日ごろから工事に伺う時、

当初の施工不良と思われる場面に
多く出会うことがあります。


また新築工事では、
基礎工事の段階から現場に入り、

キッチンやトイレなど最終工程まで
お付き合いする


「水道工事業者だからこそ」


仕上がってからでは確認できない部分の
「粗々とした施工」や

明らかに
「責任意識の低い下請け業者の施工」を
目にすることもあります。


公共工事の厳しい基準に合わせた仕事を
普段からしている弊社としては、

片目をつぶらないと見ていられない現場も
しばしばあります。


そうした経験を重ねる中で、

お客様が人生をかけて手にする
夢のマイホームを

お客様の幸せな未来の実現に向け、

「自らの手で自信をもって、
高品質な住宅商品を
手に届く価格で提供したい!!」


そんな強い思いを抱くようになりました。


住宅事業「エースホーム東三河」の誕生



公共工事で培った高い施工技術、
管理能力、組織体制がある!

ライフラインを支えてきたどこにも負けない
現場実績と緊急対応能力もある!

70年以上地域に密着して営業してきた
メーカーやビルダーには負けない地の利がある!

多くの国家資格を有したスタッフと
健全な財務体質もある!


なにより

「誰にも負けない情熱」がある!!


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無いのはたったひとつ、
木造住宅に対するノウハウだけ、

そう!それだけ!!

。。。でもそれがないと工務店はできない

どうする?

どこか業務提携でもしようか?

事業継承に困っている工務店を譲ってもらおうか。。。



本気でそう考えていた時に訪れた
エースホームとの出会い。

住宅フランチャイズメーカーとして
20年以上の実績を持ち、

品質証明する数々の受賞歴を持つ
エースホーム。

当時、エースホームは
この東三河エリアを任せることのできる

実績と信用を兼ね備えた会社を
探し求めているところでした。

エースホームには

メーカーの強みを活かした
最先端のスキルとノウハウ

高性能でデザイン性の高い商品ラインナップ

全国の仲間との情報の共有

まさに弊社の求めていたものが
すべて集約されていました。

そうして互いの強みを最大限に生かした
株式会社スギテツの注文住宅事業

「エースホーム東三河店」が誕生しました。



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地元企業としての「揺るぎない誇りと信念」



スマートフォン、自然エネルギー、
AI、DX、SDGs、

時代の流れと共に
世の中は常に移り変わっています。

私たちが求められるものも同様に変化していますが、

ずっと変わっていないこと、

それは70年以上もの間、
地域の暮らしをお支えしてきた


「揺るぎない誇りと信念」です。


私がスギテツに入社してから現在まで、

日本の経済が
ひたすら低迷を続ける中で

多くの建設会社が姿を消すのを
目の当たりにしてきました。

現存している会社も
後継者の不在や経営難など

大きな存続の危機を抱えています。


周囲を見渡してください


私たちの仲間が建設した様々な建物、
道路、橋、河川が皆様の生活の基盤を支えています。


想像してみてください


近年頻繁に起こる地震、津波、台風などの
大規模な自然災害により

倒壊した建物、決壊した河川、
土砂で閉鎖された道路、断水、停電。

全国で起きるそうした災害から
地域を守ってくれるのは「誰」でしょうか?

自衛隊でしょうか?

大手ゼネコンでしょうか?

それともハウスメーカーでしょうか?


全国各地でインフラを支えているのは、
その地域を基盤としている

我々地元企業です。

その地元企業の衰退は、

地域の安全安心な暮らしの衰退、
そして日本の衰退に直結します。


スギテツを信頼して選んでくださった方々と、

永年のお付き合いを続けることができているのも、


「会社の存続があってこそ」


そして、そうした方々と幸せを分かち合っていくために

「我々は常に上質を追求し、
 成長し、貢献し続けなければならない」


それが私達の揺るぎない誇りと信念です。


今この時代、

あらゆる情報が民主化し、
価値観も多様化しています。

けれども、
私たちが提供すべき価値の真実は


「最高の技術と接遇でお客様の幸せに寄与する」


という指針に根差したサービスの提供です。


私たちの提供するサービスで、

地域に暮らす皆様の
人生の質の向上に貢献することで、

笑顔が溢れる社会へと発展していくことを願い、


「スギテツを家づくりのパートナーとして選んで本当に良かった!」


そう思っていただける会社であり続けられるよう、

スギテツはこれからもお客様と共に

常に上質を追求し、挑戦し、

成長していきます!!


企業理念[PDF]

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